今回は、基本情報技術者試験でもよく出てくる「構成管理」について、手書きノートと一緒に解説していきます。

構成管理とは?
構成管理とは、システムを構成する機器やソフトウェアの情報を、常に最新に保っておく管理のこと。
この「常に最新にする」ってところがポイントです。放っておくと、情報が古くなってしまって、トラブル時に正しい判断ができません。
情報はどこに登録するの?
構成管理では、専用のデータベースである構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database)に情報を登録します。
登録する内容は主にこちら:
- 情報機器(例:PC・サーバ・ネットワーク機器)
- ソフトウェア・ミドルウェア・OSなど
- 関連資料(設定ファイルやマニュアルなど)
それぞれの名称とバージョン情報を記載します。つまり、「どんな機器と、どんなソフトを使っていて、どのバージョンか?」という情報を一元的に管理するイメージです。
メリットは?
一言で言うと…
インシデント発生時にすごく役立つ!
トラブルが起きたとき、CMDBに情報がそろっていれば、
- どこが影響を受けているかすぐに把握できる
- 原因となっているソフトや設定が特定しやすい
- 対応がスムーズになる
というわけです。
まとめ
構成管理のポイントはこの2つ!
- 情報はCMDBにしっかり登録
- 常に最新になるよう更新しておく
ふだんの運用はもちろん、障害対応のスピードや正確さにも直結する大事な仕組みなんですね。
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