【お絵かき練習】「自分の手」を描いてみた。意外と、むずかしい

絵の練習として「自分の手」を描いてみました。
お絵かきを始めて間もないですが、まずは身近なモチーフからということで、初めての試みに選んだのが「自分の手」。スケッチブックに鉛筆で描き始めました。

描いてみた作品

描いてみて感じたこと

最初の感想は、「思ったより描けたかも?」という手応え。
でも、描いていくうちにいくつか迷いが出てきました。

● 迷い①:シワや毛はどこまで描くべき?

手をよく観察すると、無数のシワや細かな毛が見えてきます。
最初は全部描くべきかと思っていたのですが、描けば描くほど雑然としてしまう。
どこを拾って、どこを捨てるべきか?この“取捨選択”の感覚がまだつかめませんでした。

● 迷い②:陰影のつけ方が難しい

立体感を出すには陰影が必要。でも、どこを暗くして、どこを残すかがなかなか判断できません。
特に、自然なグラデーションではなく、“境目のはっきりした塊”のような陰影になってしまいました。

わかったことと次のステップ

少し調べてみたところ、手の描写は「情報」ではなく「印象」でとらえることが大切だそうです。
細かなディテールを描くのは後回しで、まずは「面」で捉えて陰影で立体を出す練習が重要とのこと。

なので次は、「陰影だけで描く」 に挑戦してみようと思います。次のようなステップで練習すると良いそうですので、次回実践してみます。

  1. 白い紙の上にモチーフを置く(自然光かデスクライトの光で)
  2. 光源の方向を決める
  3. 明暗を3段階でとらえる(明るい/中間/暗い)
  4. 境界をぼかさずに「パーツ」として塗り分けてみる
  5. 細部にはこだわらず、立体感重視で描く

おわりに

「自分の手」を描くのはとてもいい練習になると実感しました。
何より、自分の体なのでモデル代も不要ですし、動かさずに済むポーズも選べます。

今後は、「自分の足」「横顔」「手の後ろ姿」など、バリエーションを増やしていくのもいいかもしれません。

また、上達の記録として今回の絵も残しておこうと思います。

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